インスタレーション

THE WALL

吉次匠生初インスタレーション。
本来「内側」の空間である劇場に「外壁」を展示することで、内と外が混じり合う空間を展示。壁の内側には作者がニュースやネットで拾い上げた言葉が書き連ねてあるが、壁の外にいる鑑賞者には見ることができない。

戦争や震災、貧困、格差などあらゆる社会問題に対して、我々はその問題を肌で感じることができず、自然と部外者となりその身を壁(問題)の外に置いてしまい、自分とは関係のない遠い存在のように扱ってないだろうか。しかし、いかなる問題も巡り巡って我々にかえってくる。いわば、広い目で見れば全ての社会問題はつながっており、間接的に当事者にならざるを得ないのである。

また東日本大震災において、当時部外者だったQoiQoiが現地に足を運ぶことによって、放射性廃棄物や汚染土などを保管しているバリケードからインスピレーションを得ることができた。生活の延長線で「当事者」と「部外者」の間で生きていかなければならないことへの問題を提起している。


吉次匠生

制作補助
大橋悠太

撮影
かとうはるひ

制作
QoiQoi
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業

作品概要
インスタレーション。展示。レクチャートーク。上演。
石膏ボード、角スタット、角材、ビス、ネジ、ワッシャー

日付
2022年12月27日

場所
SUBTERRANEAN


作品写真

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